2026年01月25日

「京冬の旅|千本出水の三か寺を歩く」

昨日、午後から時間が取れたので、京冬の旅の拝観に出かけました。
今回は初公開、千本出水の三か寺、を巡りました。

出水のあたりはお寺が多く集まっている地域です。
案内では「水が出たから“出水”という地名になった」という説明もありました。

最初に伺ったのは、福祥寺(別名「ひょうたん寺」)です。
「京都の融通さん」とも称されるそうです。
聖天堂に祀られる秘仏(非公開)の歓喜天(聖天)は、豊臣秀吉が厚く信仰し、
出陣のたびに武運長久を祈って瓢箪を奉納したとのこと。
戦勝後にその瓢箪を持ち帰り「千成瓢箪」を作って旗印にしたという逸話から、
福祥寺は「ひょうたん寺」とも呼ばれています。 
→2月3日に祈祷会があります。
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次に訪ねたのは、天正11年(1583)、
秀吉の外護を受けて創建されたという日蓮宗寺院です。
本堂の厨子には、鞍馬寺の毘沙門天像と同木で作られたと伝わる毘沙門天像が祀られ、
秀吉が伏見城で信仰していた像とも伝えられています。
お寺の本堂の前に鳥居が2本たっております。
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三か寺目は、臨済宗建仁寺派のお寺。
本堂前に広がるのは、昭和の名作庭家・重森三玲作庭の枯山水「心和の庭」。
白砂に苔と石で、山号「心和山」にちなむ「心」の字を表した、
見ているうちに気持ちがすっと整っていくようでした。
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午後の短い時間でしたが、三か寺それぞれに由緒と物語があり、
秀吉公ゆかりの信仰や出水の七不思議、
そして庭園の美まで、見どころの多い巡りとなりました。
京冬の旅は、静かな季節だからこそ心に残るものがあると感じます。
冬の澄んだ空気の中を歩きながら、静かな拝観の時間を味わいました。
posted by しょっさん at 15:46| Comment(0) | myblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月13日

故人を偲ぶDVD上映

京都市も近年、葬儀社さんが増えてきたように感じます。

その中には、さまざまな工夫を凝らしている会社さんもあるように思います。

なかでも、葬儀の最後にDVDを上映して故人を偲ぶ演出は、
とても素敵だと感じています。

私もDVDの上映があるときは、会場のいちばん後ろの席で静かに拝見し
、故人の人生を見せていただいております。

映像、音楽から伝わってくるものがあり、
胸があたたかくなることもあれば、
思わず涙がこぼれることもあります。

こうしたDVDの演出は、
もともとは結婚式で流すプロフィールムービーなどを取り入れたものなのでしょうか。

限られた時間の中で、
上手に作り上げられていることに、
いつも感心しています。

故人を大切に想う気持ちが、
映像を通して自然に伝わってくる。

そんな時間があることは、
ご遺族にとっても、参列される方にとっても、
きっと心に残るひとときになるのではないでしょうか。
posted by しょっさん at 16:00| Comment(0) | myblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年01月12日

京都市中央斎場にいる僧侶

先日、京都市中央斎場に、
各宗派の僧侶が当番制で常駐していること知りました。

もしものときに、常駐している僧侶がいることは、
必要な方にとっては大きな安心につながると思います。

京都市にはお寺がたくさんあるからこそ、
こうした体制が整いやすいのだと思います。

一方で、他の市では同様の当番僧侶がいるところもあれば、
いないところもあるそうです。
これは私にとって、はじめて知ることでした。
井の中の蛙大海を知らずですね。

送り方や支え方は地域で違いがありますが、
どの場所でも、悲しみの中で手を合わせる時間、場所が、
少しでも落ち着いたものになるようになればよいです。
posted by しょっさん at 16:15| Comment(0) | myblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする