過去の生活がどんなに暗いものであっても、
どれほど大きな失敗や過誤にみちていても、
心の眼を前方にそそぎ、
希望にもえて日日をつとめはげむ人は、
年齢の多少にかかわらず、
みな青年である。
2017年01月05日
2015年01月14日
ブッダの教え9
放逸(ほうめん)の人の中に
ひとりいそしみ
うち眠る人の中に
ひとりよくさめたる
かくの如き智者は
かの足早き馬の
おそき馬を 駆けぬくごとく
彼は足早く 走りゆくなり
主典「法句経」
世の中はおこたり怠ける人が多くいます。
そして人間はみなやすきにつきたがります。
朱にまじわれば赤くなると言います。
そんな環境の中にいると、自分もいつのまにか怠けものになってしまいます。
だから、釈迦は たとえそんな人の中にあっても一人いそしみはげみ、
努力することを忘れてはならないと教えています。
うち眠る人の中に、ひとりめざめて、精進努力する人は、
足の早い馬が他の馬をおいぬいて走りさるように、
早く涅槃の境地に達すると言います。
2014年08月06日
笹井氏におもう
間違うこともある、
失敗することもある、
しかし、
間違ったら直せばよい、
失敗したらやりなおせばよい。
ともかくも、日々努力し、
迷いながら正しい方向を求めて努力していけばよい。
これが、仏教の目指す生き方である。
新たな犠牲がでませんように。