2013年03月01日

ブッダの教え4

精進(はげみ)こそ不死の道

放免(おこたり)こそは死の道なり

いそしみはげむ者は

死することなく

放免(おこたり)にふける者は

生命ありとも

すでに死せるなり

明らかに

この理(ことわり)を知って

いそしみはげむ賢き人らは

精進(はげみ)の中にこころよろこび

聖者(ひじり)の心境(さかい)に

こころたのしむ

出典「法句経」
釈迦は、
勉めはげんでいる時が生きている時で、
まなけている時は生きているとは言えない、
肉体は生きていても、すでに死んでいると、おしゃています。
そしてこの道理を知って、精進努力する人は、
その努力のなかに喜びを感じ、たのしさを覚えると。
本当にありがたい教えですね。
posted by しょっさん at 19:42| 仏教の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月28日

ブッダの教え3

無益の句よりなる

そのことば

たとえ、そのかず

千ありとも

それを聞き

心の寂(しずけさ)をうる

意味深き一句こそ

遥かにもまされり


出典「法句経」
無益のジョークや駄じゃれを多く聞くより、
心の寂(しずけ)さをうる意味深き一句を聞くことが、
より大切です。
posted by しょっさん at 19:31| 仏教の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

ブッダの教え2

まこと、怨(うら)みごころは

いかなるすべをもつとも

怨みを懐(いだ)くその日まで

ひとの世にはやみがたし

うらみなきによりてのみ

うらみはついに消ゆるべし

これ易(かわ)らざる真理なり


出典「法句経」
本当に、怨みは怨みなきによってのみ、消えるものです。
怨みに報いるために、怨みをもってすればその怨みはいつまでもつづき、
消えることはない。
posted by しょっさん at 19:50| 仏教の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする